エヴァンゲリオンの映画の新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』
待ちに待った2020年の公開日がいつかが発表されました!
前作「Q」から既に7年が経過し、ついにファイナルを迎えます。
これまでも謎に満ちているエヴァンゲリオンシリーズですが、新作はまずタイトルの読み方から謎ですよね。
いったい『:||』ってどういう意味なのでしょうか?
今回はエヴァンゲリオンシリーズの劇場版ファイナル『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の2020年の公開日がいつなのか、またタイトルの読み方と意味の考察について深掘りしていきます!
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エヴァンゲリオン映画ファイナルの新作:||の読み方は?
@7070sakuraed @rui930dq みたぜーうぇーい
てかエヴァの新作の読み方がわからん←— s (@kenotsuka_koke) July 22, 2013
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の第4作目となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』
日本語タイトルの表記を見てあれ?何かが違うと思いませんでしたか?
タイトル表記をよく見ると、前作までと違う点として「ヱ」「ヲ」がそれぞれ「エ」「オ」と旧字体から新字体に戻っています。
「:」は今までのタイトルにもついていますので、後ろの部分で新作に付随するのは「||」ということになりますね。
英題では「 EVANGELION:3.0 +1.0」となっていますが、「:」の後ろの数字は過去作品にもついていました。
今回の英題の数値は「4.0」ではなく「3.0+1.0」ではありますが、『:||』の部分には触れられていないため特に発音はしないようです。
エヴァンゲリオン映画のファイナル『:||』はどういう意味?

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の後ろについている見慣れないこの記号『:||』
現時点ではこの記号『:||』の意味するところは発表されていません。
公式な見解がないこともありネットでは様々な憶測が飛んでいます。
最近有力な説は、楽譜のリピート記号ではないか?という説です。
というのも、『:||』をよく見ると後ろの2本目の線が太くなっているんですね。

このリピート記号ですが、通常は左側の前の部分『||:』もセットなんです。
『:||』まで来たら『||:』の部分まで「一度だけ戻り」、次は繰り返さないというものです。
ちなみに『||:』がない場合は先頭まで戻ります。
前作の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 』の英題は『EVANGELION:3.0』
今回の英題『EVANGELION:3.0 +1.0』は『:||』の記号により『EVANGELION:3.0』の先頭まで戻って『+1.0』に進むということなのでしょうか?
そもそも3作目の「Q」は元々「急」と発表されており、「急+?」の二作品が同時に上映される予定でしたが、「Q」の単体上映に変更された経緯があります。
制作の過程で「急」とは異なる「Q」が生まれたのだとしたら、新作の「:||」でもう一度『急』をやり直し次の「+1.0」に進むということもありそうです。
これを裏付けそうなのが「Q」の副題「you can(not)redo.」です。
直訳すると「あなたはやり直すことが出来る?(出来ない?)」という意味になりますので益々リピート説を支持する根拠になりそうです。
過去タイトルも音楽に意味が込められている?
TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の「リビルド(再構築)」版として発表された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」。
発表当初は仮称として「前編」「中編」「後編」「完結編」とされていましたが、2007年に「序」「破」「急」「?」と変更され、更に2009年には「急]が「Q」と改められました。
この「序破急」とは、日本伝統芸能の「能」の基本理念で、本来は雅楽の演奏構成に関する言葉です。
「序」が無拍子かつ低速度で展開され、太鼓の拍数のみを定めて自由に奏され、「破」から拍子が加わり、「急」で加速が入り一曲三部構成を成す。序破急一組で楽式とも考えることができる。
出典:Wikipedia
通常は序破急の三幕構成となりますので「急」で終了します。
「序」「破」「Q(急)」で英題の「3.0」、新作『:||』が「+1.0」ということでしょうか。
シン・エヴァンゲリオン劇場版ファイナルの『:||』は終止符
タイトル後ろの『:』は過去の劇場版3作品にもついていたので、新作の記号は『||』の部分のみだとも考えられます。
後ろが太くなったこの二本線ですが、楽譜では『終止線』となります。
つまり『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が完結編=今度こそシリーズ終了ということを表現しているのかもしれません。
元々4部作ということは発表されていましたので、これでFinということであれば納得のタイトルですが、これまでたくさんの伏線が敷かれ謎だらけのままのエヴァです。
こんなに単純なことがあるのか?という疑問を抱かずにはいられません。
マヤ数字の「12」説

似たような記号としてマヤ数字の「12」なのではないか?という説も密かに囁かれています。
誰が見つけてくるんでしょうね(笑)
マヤ数字だったとしたら「12」は一体何を示しているのでしょうか?
ただマヤ数字自体横書きですし、二本の線の太さには差がない点で「似ている」というだけに留まりそうな予感です。
このような憶測を呼ぶのも常にエヴァが謎に満ちているからなのでしょうね。
エヴァンゲリオン映画のファイナル新作『:||』公開日はいつなの?

『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は2020年6月27日(土)に公開予定でした。
ところが、新型ウイルス感染症拡大による国内外の未曾有の事態を受け、公開日は延期されることとなりました。
2020年7月20日時点では、まだ延期後の公開日は発表されていません。
前作『:Q』の公開は2012年。
約7年間待ちに待ちましたがあともう少し!
具体的な公開のタイミングがわかりエヴァファンは一段と盛り上がっていたところでとても残念ですが、2020年の後半にはお目にかかりたいですね!
2020年シンエヴァ劇場版公開(予定)特報解禁おめでたいので推しパイロットコーラで祝杯✨🍻🎶待ち遠しいほんと楽しみ🎉🎬 pic.twitter.com/ikSLgq4zYz
— MARI🍌🐟⛸🚒🐸👔WILLE (@mari041605) July 20, 2018
映画の公開日が、2021年1月23日に決定しました!
今から待ち遠しいですね。
庵野秀明総監督からの直筆メッセージ
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序、:破、:Q』無料開放のお知らせhttps://t.co/Y1SVz19rPQ
公開延期に際し、お待ちいただいている皆様へ、庵野秀明より直筆メッセージをお届けいたします。 pic.twitter.com/TdospzncfB— 株式会社カラー (@khara_inc) April 17, 2020
8年越しの新作の延期ということで落胆の声が広がりましたが、庵野秀明監督からは直筆のメッセージが公開されました。
原文を紹介します。
この度の新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。
また、今現在も対応に当たられている医療従事者、その関係者の皆様へも、感謝と敬意を表します。
未曽有の事態により8年近くお待たせしている新作を更にお待たせする事となり、大変申し訳なく思います。
世界中が大変な時ですが、不撓不屈の精神で、皆さんと共にがんばっていきます。
よろしくお願いします。
脚本・総監督庵野秀明 ’20 4/17
出典:公式サイト
エヴァファンのみならず、現在最前線で闘う医療従事者の方への配慮の言葉も響きますね。
「不撓不屈の精神」でコロナと闘い、新作を拝める日を待ちたいと思います!
庵野秀明監督のメッセージにTwitterの反応は?


冬月「ああ」

1997年から慣れてる(笑)

残念・・・という内容がズラっと並ぶのかと思いきや、そもそも8年待ってるから誤差!といった前向きなものがほとんどでした(笑)
ネットでの配信を望む声もチラホラありましたが、ここはやはり映画館での上映に拘っているのだと思います。
コロナを使徒に例えたり、ゲンドウ等登場キャラのセリフに変えてみたりと、エヴァファンならではのツイートが並んでいました。
0706作戦、始動!
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』0706作戦、始動
7月6日に最新映像公開。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ) 0706版』をパリ・JAPAN EXPOステージから、日本各地、ロサンゼルス、上海へ世界同時上映。
また、7月1日に公式アプリ「EVA-EXTRA」リリース。#0706作戦 pic.twitter.com/s1vpjhCW3x— エヴァンゲリオン_official (@evangelion_co) June 24, 2019
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』0706作戦と称して、2019年7月6日に最新映像が公開されました。
本編はまだ制作中という中ですが、冒頭10分40秒00コマもの異例の長さの『シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1 0706版』の公開はエヴァファン以外をも驚かせました。
また、パリ・JAPAN EXPOステージから、日本各地、ロサンゼルス、上海への同時上映というのも異例ですよね。
さすがエヴァ制作陣!やってくれるな!!と称賛&本編に期待せざるを得ませんね!
特報2.5、公開
特報第2弾に続き、2019年8月9日に「特報2.5」が全国の映画館(一部劇場を除く)及び公式アプリ『EVA-EXTRA』、YouTubeにて公開されました。
映像の内容は前述の「特報2」をベースに作られており、新たに8号機の映像が追加されていましたが、特報2で話題になっていたシーンやカットを示すテキストの瞬間表示は削除されていました。
また、特報2.5の公開時期が夏休みのこども映画での予告を考慮してか、特報2の「西暦2020年6月公開」という部分が「来年6月公開お楽しみに!」とふりがな付きとなっていて少しマイルドになっていました。
特報3ではなく2.5というだけあって、新型エヴァの映像以外では新たな情報は特にありませんでした。
まとめ
2020年はFF7のリメイクがあるし、シンエヴァンゲリオンの公開があるし、オリンピックよりこっちの方が楽しみな私であった。
— 雑兵J (@route7716) September 15, 2019
新世紀エヴァンゲリオンシリーズのファイナル、2020年公開の新作映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』のタイトル記号の読み方や意味について様々な説を考察してきました。
『:||』という見慣れない記号に「読み方がわからない!」という衝撃が走りましたが、現在までに有力なのは「リピート記号」という説です。
リピート記号であれば特に発音はしないということでしょう。
気になるファイナル版『:||』の公開日がいつなのかですが、2020年6月の公開予定は延期となりました。
公開日まであと少しのところで、いつかと待ち望んでいたファンたちの中では新作に関する考察が渦巻いています。
新たな公開日も決定したので、今後の情報も楽しみですね!
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