地獄楽の結がいない本当の理由は?死亡シーンや年齢と最後もネタバレ

地獄楽の結がいない本当の理由は?死亡シーンや年齢と最後もネタバレ
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話題の地獄楽ですが、結がいないと言われる本当の理由や死亡シーンがあるかなど、ネタバレを交えてお届けします。

画眉丸と彼女は何歳で結婚をしたのか、年齢や最後はどういう結末だったのかなど調べました。

彼にとっては存在そのものが生きる全てで、結婚後すぐに捕縛されたので現在どうしているかが不明な中、本当はいないのではないか、実は幻だったのではないかなど検証していきます。

本当にいないのであれば生きる意味がなくなり、化け物たちと戦う意味もなくなります。

死亡シーンが数多く描かれており、グロイ描写も多いのですが、その反面心理描写が繊細でとても美しく描かれています。

地獄楽では愛情、生への執着、命を奪うことへの覚悟など、難しい心の動きを巧みに表現している作品と言えます。

最後にはネタバレも含みながら、中心にいる結の存在そのものに対して、年齢やいないと言われる理由にフォーカスして調べました。

 

地獄楽の結がいない本当の理由は?

地獄楽では結に対して本当に存在するのか疑う発言がありました。

仙薬探しにどの死罪人も苦戦している中、忍びの杠(ゆずりは)が共闘するという約束の下、一緒に行動していく中でのことです。

里の長の娘と結婚しているという幻術をかけることで、画眉丸を完全に操り、里を裏切らないように仕向けたのではないかというものでした。

これは同業者ならではの考えで、忍びとしては常套手段でよく使う手です。

捕縛された以降の消息は分からないため、本当は幻ではないかと疑われたのだと思います。

まちゃ
忍びだからありそうだもんね。

しかし、彼女は自分の旦那が捕縛された後、心を閉ざしていて誰とも会話をしていないと、佐切が証言しています。

この証言からも存在するのは確かでしょう。

島で化け物と戦った時に気(タオ)を消費し過ぎて記憶を無くし、結の顔も思い出せなくなってしまいますが、後で佐切と再会することで気が回復し記憶も取り戻したことで存在を確信するのです。

 

地獄楽の結が幻と言われたのはなぜ?

  • 幻術を使い、画眉丸を手放したくなかった
  • 夫婦というには若すぎる?
  • 回想シーンでしか登場しない
  • 記憶を無くし、猜疑心を抱く
  • 彼女についてが全て過去形

以上のような理由で幻か本当はいないのではないか、と噂された理由です。

杠が推測し、疑惑を抱いたことから浮上した説ではありますが、それに対する理由があったことによって噂が増幅していったのだと思われます。

幼い頃よりその能力に目を付けた長は、歴代最高の「がらんの画眉丸」に仕上がったので、尚更裏切らないため手段を選ばず架空の嫁を仕立て上げたのではないかと言われました。

決死の任務を遂行させるためには恐怖心だけでは操れない、それ以上の存在を植え付けることによって、絶対的支配をして掌握しようとしていたのです。

しかし穏やかな生活の中で普通の夫婦になりたいと、愛情を抱いたことによって、残忍で冷酷な殺戮の世界から離れたいという彼の心に変化が訪れたのは予想外だったのでしょう。

様々な憶測が飛び交う中、今後の展開を想像していましたが「真意は分かりませんが、貴方を待っているのでしょう」と佐切が言っているので存在はしています。

帰るため、生きるための支えとして彼女の存在が全てである以上、存在しないストーリーとしては想像もつきません。

 

画眉丸と結の馴れ初めは?

歴代最強の画眉丸が誕生したと喜ぶ里長が、この石隠れの里の後継者として娘婿に選んだことがきっかけで、結婚するのでした。

今まで自分の意思はなく、長の言う通りに生きてきた中で、これは大きな変化の始まりでした。

そこで初めて結の性格や結婚生活をすることで、「愛」を知ることになります。

普通に生活をするという当たり前のことが、忍者にとってはかなり難しく、それを教えてくれたのが結でした。

人を殺すことに何も感じない彼にとっては、生まれて初めて持つその感情がどういうものなのか理解はできていませんでしたが、居心地の良さを大切にしたいと思うのです。

「情を貫く事が真の武勇」という結の言葉から、彼の中で何かが変わり、情は弱さじゃなく併せ持つことで本当の意味で最強なのだと悟るのです。

しかしその彼の変化を認めることができない里長が、裏切りに対して罠を嵌め、死罪人に仕立てることで離れ離れにさせられるのでした。

 

地獄楽の結の死亡シーンは原作の何話?

地獄楽では、画眉丸の妻である結は死亡していないことがわかっていますので、当然死亡シーンはありません。

ももち
なんで死亡したなんて言われてるの?

実はなぜのそのように誤解されてしまったのかというと、いくつか誤解を招くようなシーンや展開があったという事が判明しています。

ここでは死亡フラグが立ってしまっている、重要なシーンがについて解説しましょう。

 

画眉丸の捕縛が原因?

第1巻1話の地獄楽で、画眉丸の捕縛後、結がまだ里で待っているという事を知り、彼はビックリします。

自分が捕まれば、彼女は悲観してどこかへいなくなるのか、死んでしまったのかもしれないと予測していたのです。

このことで生きる意味を再確認した彼は無罪放免になるために、必ず島から不老不死の薬を持ち帰る決意をします。

なるべく早く帰りたい思いと、まだ本当に生きているか証拠がないという不安と相反する思いがあり、無事でいて欲しいと念ずるより他ありませんでした。

しかし画眉丸は裏切りを許さない里長が、娘であろうと猛追すると分かっているので、最悪の妄想が事実にならないため、確証を得るためには一刻も早く会うことだと悟るのです。

このことからも彼女が存在する前提で考えていますので、彼は強固な自信があるのかもしれません。

ですが佐切のコメント以降、結が登場する際は回想シーンでしかなく、実はもう既にいなくて亡くなったのではないかとされたのは、これが原因だと思います。

 

画眉丸の記憶が無くなったから?

第六巻の五十一話で常人では息をしていることが不思議なくらい気(タオ)を消耗したことで異常をきたし、記憶までも無くしてしまいます。

その際結のことも、顔でさえも思い出すことができなくなったので、読者の間では、やはりもともと幻術にかけられ存在しなかったのではないかという説が浮上したのです。

しかし再会したことにより、相性の良い佐切のタオに触れることができ、回復し想い出も戻っていったのです。

そこで杠から術にかけられ騙されているのではないかと言われましたが、うまく説明はできないが実感があり、再会するしかないと言い切ります。

ファンとしてはホッと安心しましたよね?

こんなに過酷な生い立ちの彼が、せめて彼女のことは真実で、これからは幸せに暮して欲しいと願っていたことでしょう。

そして再会するよりほかに手立てがなければ、早く仙薬を探し島を脱出することに専念するのでした。

 

地獄楽の結の死亡年齢と最後もネタバレ

地獄楽では画眉丸は16歳、結は17歳の設定ですが、解説してきた通り彼女は確かに存在するので、現状17歳ということになります。

そんな若い2人が結婚したので違和感を覚えますし、わざわざ夫婦にならなくても許嫁で良かったのではないかというところから疑問視されたのかもしれません。

しかしわずかな期間しか一緒ではありませんでしたが、穏やかな時を過ごし、彼は確実に彼女のことが好きで、確かに愛し合っていた夫婦だと感じました。

結婚するのに年齢は関係ないのかもしれませんね。

ファンからもこんな夫婦になりたい、憧れるといった声もありましたので、理想の二人なのかもしれません。

シジャが言っていたように、ままごとのような暮らしだったかもしれませんが、そこには確かな愛があったからこそ、再会するために必ず生きて帰るという原動力になったのだと思います。

 

画眉丸と結は再会できる?

ネタバレにはなりますが、百二十六話で再会できます。

十禾の計らいで下拵えにより尼寺に身を寄せるよう段取りをしてくれていました。

この時の画眉丸の表情が、やはり間違いなく彼女がいた、愛する人が目の前にいる、といった感動の涙を浮かべながら駆け寄るシーンとなっていました。

この瞬間のためにこれまでの激戦を乗り越え、生きて帰れたことは感慨もひとしおなのでしょう。

最終的に一緒に暮らすことができるようになり、忍びが熟睡することはなかったという画眉丸が結の下で爆睡しているシーンで終わります。

名前と里を捨てることで平穏な暮らしを保証され、今後は何の心配もない平和な生活を送ることでしょう。

 

まとめ

地獄楽では結がいないと言われた本当の理由や死亡したシーンなど、ネタバレや物語の核となる部分を中心に調べましたがいかがでしたでしょうか?

地獄楽の魅力はその世界観やストーリー構成なども他には類を見ない作品となっていますが、今回は結に焦点を当てました。

若い夫婦と言われた年齢まで調べましたが、結婚する年齢としてはすこし若すぎるかもしれませんね。

ネタバレにはなりましたが、結の実はいないと噂されたことや、死亡説が出た理由などが、理解できたのではないでしょうか?

地獄楽は特殊な世界観の美くしさ、そして激しい戦闘シーンの対比も、作品を更に魅力的に着飾らせています。

真実の愛情を育む二人が運命に翻弄され、過酷な人生を歩むことになりましたが、最後は満足できるエンディングとなったのではないでしょうか。

最後まで見ることで感動の渦に巻き込まれること必至ですので、本当にお薦めしたい作品です。