鍵部屋榎本の正体は泥棒で佐藤学?最終回の犯人ネタバレ!

鍵部屋榎本の正体は 泥棒で佐藤学? 最終回の犯人 ネタバレ!
Pocket

かつて密室に特化したミステリードラマはあったでしょうか?

『鍵のかかった部屋』は、貴志祐介さん原作の「密室殺人に特化した」ミステリードラマです。

主人公・榎本径は、セキュリティー会社の研究員として働く、鍵マニア。

ひょんな事から弁護士の芹沢豪と青砥純子に出会い、彼らのクライアントが密室で殺された事件に同行するようになります。

榎本径が数々の密室のトリックを解明し、殺人事件を解決に導いていくお話です。

密室を装う為のトリックはとても緻密で、謎が解けた時にはとても爽快、個性あるキャラクターのやりとりは見ていて楽しめます。

しかし、爽快な気持ちで最終回も終わりを迎えると思いきや、最後のさいごで視聴者に謎を残して終わりました。

それは、「最終回の犯人の正体が榎本径で、しかも泥棒ではないか?」というものです。

また、謎の人物「佐藤学」が「榎本径と同一人物なのか?」という疑問も呼びました。

原作やネタバレで知っている人でも謎の深い部分です。

今回は、ドラマ『鍵のかかった部屋』の最終回のネタバレを挟みながら、犯人の正体と、佐藤学は榎本径に関係あるのか、さらに榎本径は泥棒なのかを探っていきます!

 

鍵のかかった部屋の犯人の正体は榎本で泥棒だった!?

これまで密室殺人事件を解いてきた主人公が、ここにきていきなり犯人だったら驚きですよね?

それはそれで、どんでん返しで面白いですが・・・。

しかも、「泥棒」という説も浮上しました!

ますます、主人公・榎本径という人物の謎が深まるばかり。

しかし、「火のない所に煙は立たない」というように、何かしらそのように言われる理由があるという事です。

それぞれの理由を探ってみましょう!

最終回の犯人は榎本なのか?

答えは「NO」です。

犯人は、殺された被害者が経営している会社の清掃スタッフの「佐藤学」という男です。

ですが、榎本径が事件の密室の謎を解いている途中、刑事・鴻野光男によって警察に連行された事は確かです。

理由は、殺された被害者に「恨み」を持っていたというもの。

榎本径は、過去に被害者の家のセキュリティーを請け負い、システムの設置を担当していました。

その直後なんと窃盗に入られてしまい、榎本径が犯人だと冤罪をかけられてしまったのです!

後日、犯人は被害者の愛人だったという事で事件は終わりますが、榎本径の元には冤罪をかけた事への謝罪は1度も来ませんでした。

刑事・鴻野光男は、榎本径と殺された被害者に遺恨を持っていた事、そしてセキュリティーに詳しい事を理由に連行しましたが、先に連行されていた容疑者が自白した為、釈放されました。

主人公・榎本径が犯人じゃなくて良かった・・・!

いつも無表情で淡々としているように見えるその裏には、辛い過去があったんですね。

 

最終回の犯人は誰?

最終回の犯人は佐藤学という男ですが、実は彼の名前は偽名だと言うことが分かりました。

佐藤学の本当の名前は「椎名明」。

彼は高校生の時に、両親が当時共同経営をしていた人物に裏切られ会社が倒産し、多額の借金を苦に自殺している過去があります。

その「裏切った人物」というのが殺された被害者で、両親を殺された恨みから、今回の殺人事件に発展したのです。

また、借金取りに追われる身となった「椎名明」は逃げている途中に借金取りを殺した後、「佐藤学」として住民票を取り、なりすまして生活をしていました。

この「佐藤学」については、もう少し先で詳しく見ていきます。

 

榎本径の正体は泥棒?

原作では榎本径を「本職は泥棒」という設定で描かれてますが、ドラマでは明確にされていないので疑問が残ります。

最終回ラストの空港のシーンで、榎本径が「ニヤリ」と不適に笑う様子を見て、視聴者は彼を「泥棒なのでは・・・?」と思った人は多いはずです。

最終回をみましたが、結局榎本は一体何者なんですか?
最終回面白かったけど、肝心の榎本径の正体が分からない・・・。
結局、榎本さんは泥棒なの?

このように、「榎本径の正体」について疑問に思う声が多くあります。

それもそのはず。

佐藤学が所持していた6億円のダイヤ(正確には被害者を殺す前に盗んだ)のうち、1億円分が偽物にすり替えられた、と言う話からの不適な笑みなのですから。

実はそのシーンだけではなく、振り返ってみると彼が「泥棒ではないか?」と思わせるというか、匂わせているシーンがこれまでの話の中にありました!

  1. 第2話・・・榎本径の友人として、芹沢豪や青砥純子にした人物が「元・泥棒」だった事。
  2. 第10話・・・被害者の会社のセキュリティーの暗証番号を言い当て、「こんなの余裕です」と答えている事。
  3. 最終回・・・芹沢豪が佐藤学の本籍を刑事・鴻野光男に聞いた時に、最新鋭のセキュリティーを完備している、美術館や宝石商での窃盗事件の記録で、防犯カメラに榎本径が映っていた事。
  4. 最終回・・・犯人の佐藤学(椎名明)のアパートと、ダイヤの隠し場所を突き止めていた事。
  5. 最終回・・・榎本径が空港から青砥純子に電話をした時に「事情があって空港にいます。臨時収入がありまして」といった言葉。(ダイヤを盗んだ=臨時収入か?)

う~ん、かなり「泥棒」である事を匂わせていますね。

ですが、これらは憶測でしかなく、今の時点ではハッキリと示されていませんが「視聴者の想像」にゆだねているところも、またこのドラマが盛り上がる要因なのではないでしょうか。

榎本径の正体も「密室」の謎のように思います。

 

榎本は佐藤学と同一人物なの?

さすが最終回、もう一つ謎を残しています。

それが「佐藤学=榎本径」ではないか、という疑問です。

それは、青砥純子が佐藤学(椎名明)の事を調査している時に、佐藤学と幼馴染みだという女性に会って、入学式の時の写真を見せてもらった時に分かりました。

青砥純子が、その女性に椎名明の顔を指して「佐藤学」の確認をしますが、女性は違う男性を指しました。

その時に指した「佐藤学」という男性が、メガネをかけ榎本径に雰囲気が似ていた事から、「佐藤学=榎本径」の説が上がったのです!

ですが、原作では佐藤学と榎本径は別人として描かれている事や、もし榎本径が本物の佐藤学だとしたら、椎名明が警察に榎本径と殺された被害者との関係をリークしない事から(偽物だとバレてしまうので)、「佐藤学≠榎本径ではない」という説が有力になっています。

謎が深いだけに、終わった後の余韻も楽しめるドラマ!

色々な想像が出来るし、他の人の感想を聞くのも面白い♪

 

最終回のネタバレあらすじ

ある日榎本径は、弁護士・芹沢豪の紹介で、介護サービズ会社の「窓のセキュリティー強化」の依頼を受けました。

セキュリティーシステムの設置当日、社長の穎原昭造が亡くなっている事を、窓を拭いていた清掃員により発覚し、その時の状況が「密室」だった事から、榎本径も捜査に協力する事になりました。

しかし、密室を解いている途中で榎本径容疑者の1人として警察に連行されてしまいますが、もう1人の容疑者の自白によって釈放されます。

再び「密室」のトリックを考えていると、犯人は窓から穎原昭造が何かを隠している事を知り、場所や社長の行動、そして、榎本径と穎原昭造との関係を盗聴して知ったという事が分かりました。

そこで浮かんできたのは、発見者の窓を拭いていた清掃員・佐藤学です。

青砥純子が佐藤学の身辺を調べていくうちに、偽名である事、本名は「椎名明」だという事、過去に穎原昭造に裏切られて両親が自殺している事が分かりました。

動機は充分ですが、肝心の密室殺人のトリックが分かりません。

芹沢豪が「介護用ロボットを遠隔操作して殺した」と推理し実証しようとしますが、失敗に終わってしまい、青砥純子はその結果を榎本径に伝え、後日一緒に社長室に行きます。

そこで榎本径は、穎原昭造が介護ロボットを置いている真の理由と、窓のわずかの振動に気付いて、密室殺人のトリックが判明します。

翌日榎本径は、佐藤学(椎名明)を呼び出してそのトリックを突きつけ、穎原昭造が社長室に隠し持っていた6億円のダイヤを盗み、自宅の洗濯機に隠している事まで明かしました。

佐藤学(椎名明)は、復讐の為に殺しダイヤは新しい人生を踏み出す為に盗んだと自供し、自首しました。

そして榎本径もその日を境に連絡が取れなくなってしまいましたが、数日後、榎本径から青砥純子に電話がありました。

そこで彼は芹沢豪と青砥純子に空港にいる事を話し、いつ戻るかも曖昧にして電話を切り、そして「ニヤリ」と微笑みました。

最後に「ニヤリ」と笑うのが意味深すぎて気になる!

 

まとめ

ネタバレを挟みながら、ドラマ『鍵のかかった部屋』の最終回の犯人の正体と、榎本径は佐藤学と関係あるのか、さらには泥棒なのかを探っていきました。

結論から言うと、最終回の犯人は佐藤学という男ですが偽名であり、本物の佐藤学と榎本径はおそらく同一人物ではないだろうと言う事が分かりました。

また、「榎本径の正体=泥棒」もドラマでは描かれていませんが、原作の設定や最終回を含んだこれまでの放送のネタバレの中で、泥棒であるかのような「匂わせ」がある事から「榎本径=泥棒」が濃いと言えると思います。

「密室ミステリー」だけあって、ドラマの謎も「鍵のかかった部屋」に閉じ込められたようですね。

はたして、謎が解け「密室は破れました」と言う日はくるのでしょうか?