西島秀俊の演技力は同じで下手?上手い評価の理由はなぜ?

西島秀俊の演技力は同じで下手?上手い評価の理由はなぜ?

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日本を代表する俳優の一人、西島秀俊さんは演技力のある実力派俳優として名高いのですが、実は演技が同じ、下手だという声が少なからず見られるんです。

そこで西島秀俊さんの演技力についての評価や下手と言われる理由はなぜなのかリサーチしました!

日本アカデミー賞優秀作品賞だけでなく、世界的な賞を受賞した作品で主演を務めているだけあり、やはり演技が上手いという声も多く、二極に分かれるのが不思議ですよね。

同じ演技を観て評価がこうも分かれるのは面白いです。

演技がどれも同じに見えるという意見は、演技力と関係あるのでしょうか。

なぜ下手と言われるか、また逆に上手いと認められる理由も含めて調べてみたので、西島ファンの人たちも共感できるかどうか読んでみてくださいね。

 

西島秀俊の演技力は同じで下手?

西島秀俊さんの演技に関しては、いつも同じような独特な演技、同じような役が多い、という意見が見られます。

詳しく見ていくと、もっと違う雰囲気の役があってもいい、感情を表に出さない役は彼の演技に合っているという声がありました。

ストロベリーナイトやMOZU、CRISIS公安機動捜査隊特捜班など、クールでシリアスな雰囲気の役がとてもかっこよくてしっくりくる西島さん。

寡黙で、抑揚がほとんどない話し方の演技がぴったりですよね。

刑事役のほかに、お父さん、ゲイ、シェフと、コメディもこなしていて、実際役の振り幅はかなり広いと感じています。

ただ確かにハチャメチャなハイテンションの役はあまりないですよね。

西島さんは恐らく、穏やかで落ち着きのある佇まいが持ち味なのでしょう。

そのため同じ調子の演技に感じられてしまうのかもしれません。

ほかには演技が下手というどんな理由があるのかみていきますね。

 

声と顔が合わない?

西島秀俊さんはナレーションや吹き替えでも様々な作品に出演しています。

近頃は声優さんがメディアによく出演し、パフォーマンスを見せてくれることも多いですが、その度に感動して聴き入ってしまうくらいすごいテクニックです。

ボイスアクトは表情や体の動きが見えないこともあり、通常の演技とはまた別の技術が必要ということは想像に難くありません。

実際人気俳優でも、アニメの吹き替えをやると浮いてしまうことってありますよね。

映画やアニメ吹き替えで自然に聞こえるというのは、ボイスアクトが上手いということでしょう。

西島さんの吹き替えやナレーションも、自然に心地よく耳に入ってきますし、演技に違和感もなく、評価も高いです。

演技が単調という評価がありますが、動きや表情の演技と声の演技のバランスの問題なのでしょうか。

動きが入ると、逆に声の演技が自然すぎて埋もれてしまうのかもしれませんね。

これからも西島さんの穏やかな声の演技をたくさん観られたらいいと思います。

 

声の質が変わっている?

演技イマイチと思われる原因の一つに、その声質があるようなんです。

西島さんは低音で少し籠もっているような柔らかな声で、逆にイケボとしても人気が高いですよね。

大人の色気とはまた違いますが、激しさがない物腰の柔らかそうな安心感のある声ではないでしょうか。

そのせいでシリアスな役、悪役をやったときにも、悪っぽさや冷たい怖さ、危険な香りが半減してしまうのかもしれません。

そのギャップが余計に怖さを倍増することもあると思うのですが、見る人によって好みが分かれるとも言えますね。

 

セリフが棒読み?

セリフが棒読みというのは、演技下手という意見の中では一番多いようです。

独特な演技とも言われますが、それも低音の抑揚の少ない話し方と関係しているように思います。

きのう何食べた?では、内野聖陽さんのケンジと比べられていますが、元々シロさんの役柄はクールで真面目な弁護士です。

ケンジのキャピキャピさと比較すると普通さが際立ってしまい、余計に棒読み演技を思わせてしまうのかもしれませんね。

ただシロさんも原作マンガから出てきたみたい!と評価されるほど、演技と役がピッタリ合っています。

西島さんの持ち味が発揮されていますし、シロさんに毎回癒やされている視聴者が多いのも事実です。

つまり抑揚の少ない棒読みといわれるセリフ回しも、繊細な演技、穏やかで癒やされる、自然な話し方が上手いとも取れます。

細やかな演技を追求したことで、下手と捉える人と、持ち味と捉える人に分かれたのかもしれませんね。

 

西島秀俊の演技力は同じなのに上手い評価の理由はなぜ?

お伝えしてきたように、西島さんの演技力の評価に関しては、演技が秀逸という意見と、棒読みで下手という意見に分かれています。

演技がいつも同じに見えるという声もあるのに、こんなにきっぱり両極端に分かれるのはなぜでしょうか。

高評価な作品にも数多く出演していて、ドラマ・映画で引っ張りだこな俳優さんなのに面白いですよね。

下手という詳しい内容については、大まかに分けて解説してきたので、今度は上手いという評価についてみていきたいと思います!

 

西島秀俊「真犯人フラグ」の演技が上手い評価

2021年秋に放送されたドラマ「真犯人フラグ」には、相良凌介役で出演しています。

幸せいっぱいの普通の家族だった相良家ですが、ある日妻子が行方不明に。

SNSでは必死に探す凌介に対して同情など色んな反響がありましたが、そのうち実は凌介こそが犯人なのではというフラグが立ってしまいます。

周りの協力を得て、無事妻子や真犯人を見つけ出すことができるのか、というこの作品。

衝撃的なシーンもあり、誰が真犯人かという考察合戦にもなって話題となりました。

芳根ちゃんとの掛け合いが見応えがあってすごい
衝撃的なシーンの受けの演技がさえてる
このドラマの演技に賞をあげたい!

受けの演技とはニュアンス的に、自分が目立とうとする演技ではないでしょう。

そのシーンの演出、共演者、展開に合わせて上手く溶け込み、場を引き立たせるような演技ではないでしょうか。

西島さんの周りと違和感のない自然さと、大げさでなくともシーンに合わせた繊細な目や表情の動きなどに対しての評価だと思います。

運送会社に勤める普通のお父さん役なので、ナチュラルな話し方とふるまいが役にもピッタリでした。

 

西島秀俊「きのう何食べた?」の演技が上手い評価

2019年春にシーズン1、2023年秋にシーズン2を放送している「きのう何食べた?」では、ゲイの弁護士シロさんこと筧史郎役を演じています。

シーズン1大好評で劇場版も放映され、レシピ本やグッズなども人気で、主人公二人に癒やされているファンが大量発生しています。

ゲイのシロさんとケンジのほのぼのとした同棲生活を描いた作品ですが、まるで原作マンガから抜け出てきたような雰囲気ぴったりの二人が魅力ですよね。

ゲイのカップルでいるところの繊細な演技の細やかさがすばらしい
劇場版は大人にも見え、頼りなげな少年にも見え、ほろりと泣けた
自然な演技の世界観に入り込んでしまう

ゲイのカップル独特の悩み、普通のカップルとしての感情の動き、周囲の人たちとの交流を通した気持ちを細やかに表現していると評価されています。

西島さん持ち前の抑揚の少ない穏やかな演技や声が、シロさんの雰囲気に違和感なく合っていますよね!

 

西島秀俊「ドライブ・マイ・カー」の演技が上手い評価

日本アカデミー賞優秀作品賞だけでなく、アカデミー賞国際長編映画賞も受賞した「ドライブ・マイ・カー」の主役、家福悠介を務めています。

多くの著名人も高く評価している作品ですが、口コミが二極化している作品でもあります。

秘密を持ったままくも膜下出血で突然亡くなった妻を引きづりながら、喪失感や様々な葛藤を経て再生へと向かっていく旅の物語で、決して明るい雰囲気ではないですよね。

難しさも感じさせ、中には結末がよく分からないという意見もありました。

ただ西島さんの演技に関しては圧倒されている声が多かったので紹介しますね。

ドライブマイカー見た人は真犯人フラグも見て欲しい!同一人物かと疑いたくなるよ
演技が成熟していて秀逸
役柄、演技、素晴らしくて引き込まれた

目を背けたくなるような人間の内面を見つめ、そこから再生していく映画なので、演技自体も難しいのではないでしょうか。

西島さんの繊細なニュアンスを表現した演技が、見る人を惹きつけ、物語に引き込んだのだと思います。

 

まとめ

西島秀俊さんの演技は同じに見えるのか、下手、または上手いという両方の評価について、なぜなのか理由もリサーチしお伝えしてきました。

西島秀俊さんといえば遅咲きながらも演技力に定評があり、今は映画やドラマに引っ張りだこの人気俳優ですよね。

闇をまとった重い役をやったかと思えば、笑顔のステキな癒やし系の役をやってみたり。

色んな顔があるように思いますが、何役でも同じに見えるというマイナス意見があるんです。

両極端な評価が上がるということは、それだけ多くの人に注目されているということで、人気の高さがうかがえますね。

そこで下手、上手い両方の演技力の評価について理由はなぜなのか解説してきたので、西島さんファンの人も一緒に楽しんでもらえると嬉しいです♪