2023年5月に長野県にて立てこもり事件が起きてしまい、容疑者は散弾銃を所持していたということですが射程距離はどのくらいなのでしょうか。
日本でこんな銃撃事件が発生してしまうなんて悲しいですよね。
散弾銃って玉(弾)の飛び方や仕組みはどうなっているのかと気になる方もいることでしょう。
日本ではなかなか銃の話題がでなかったほど平和な国だと思っていたのにここ最近よく聞くようになりました。
とても怖く不安に思う方もいると思いますが、射程距離がどのくらいのものを容疑者は持っていたのか疑問に思う声も出ています。
そういった疑問を解決できるように玉(弾)の飛び方や仕組みなどこの記事でまとめてみましたので参考にしてみてください。

散弾銃の射程距離はどのくらい?
長野で起きた警察2名女性1名が亡くなった事件について
散弾銃は1450キロで10発〜20発の鉛が飛んできます。射程距離は50mほど顔に当たると顔を吹き飛ばすほどの威力があります。
警察官が持ってる小さい盾では危険すぎます。
そして警察官が所持してる銃は殺傷能力が低く散弾銃に対抗出来ません。 pic.twitter.com/oFH7vyDwPR— ぴよこ (@boot_0033) May 25, 2023
散弾銃の射程距離を調べたところ、弾の大きさによって異なりますが40m~50mから最大500mだと言われています。
弾の通称名 | 最大有効射程 | 最大到達射程 |
スラッグ | 100m | 700m |
00B | 50m | 515m |
BB、1号、2号 | 50m | 300~340m |
3号、4号 | 50m | 275~290m |
5号、6号 | 45m | 250m~265m |
7号、7.5号、8号 | 45m | 225~240m |
9号 | 40m | 210m |
10号 | 40m | 195m |
散弾銃というのは近い距離で使われるもので、弾の種類によって違いますが50m以内で飛ぶものが最も威力があがります。
どのくらいの威力かを伝えるのが難しいのですが、散弾銃を撃った時の速度は約1450km/hほどといわれています。
銃声が聞こえてから弾の動きを見ようと思っても肉眼では見れないでしょうね。
こんな超高速なスピードならもし少し当たってしまっただけだとしてもかなりの衝撃は受けるのが分かります。
現場に到着した警察官も守るために盾や拳銃を構えていましたが、散弾銃の威力は想像を超えるほど殺傷能力が高いです。
撃たれてしまった際には守りきれない可能性も…。
特に散弾銃の弾の種類の中でスラッグといわれるものが最も威力があるといわれ、一発で獲物を仕留めたいときに使用します。
ほかの弾に比べたら1番大きく重みがある事から射程距離も長く、命中率もあがるのだと思っています。
ちなみに日本でよく使用されている銃は、40m~50m飛ぶものとなっており、それ以上のものはめったに見る事はありません。
外国ではよく銃を所持しているイメージがありますよね。
日本で銃って持てるのかと疑問に思うかもしれませんが、猟銃という狩りをするための道具として持つ事は許されています。
もちろん持つためには免許が必要で、不携帯の場合は所持出来ません。
立てこもり事件を起こした青木容疑者も銃の所持資格の持ち主だったことが明らかになっています。
第一種銃猟免許と第二種銃猟免許の2種類あり、どちらも知識、適正、技能の試験に合格する必要がります。
よく第一種と第二種ってどう違うのかと疑問に思う方もいますが、装薬銃か空気銃かの違いなんですよね。
しかし、第一種を合格すれば装薬銃と空気銃どちらも使用許可が出るのですが、第二種の取得では空気銃のみ使用出来ます。
おそらく青木容疑者は散弾銃を持っていたということは、第一種を合格していた事になりますね。
まさかこんな形で散弾銃を使用するなんて許せません!
しかも逮捕時に所持していたのは4本ということに驚きで鳥肌がたちました。
散弾銃の射程距離別の玉の飛び方は?
散弾銃ってこういう飛び方するから扱い難しい pic.twitter.com/4Em6Iwjl64
— T_DOT_0 (@T_DOT_0) February 24, 2019
上記で、散弾銃の弾によって射程距離が異なるとお伝えしましたが、飛び方も違いがあるのでしょうか。
SNSでも「弾の飛び方は距離によって違うものなのか」という声があがっており、今まで目にしたり聞きなれない銃について知識がない方にとっては全く想像がつかないものです。
どういうふうに弾が飛ぶのか、散弾銃について知る機会がないと分からないですよね。
距離というよりも形状や発射速度で変わると言われていますが本当にそうなのか気になる点です。
もしそれが本当なのであれば、少し興味深いと思う方も多いでしょう。
どんな風に弾が飛ぶのか知れるいい機会なので、そこで下記で詳しくまとめていきましたのでチェックしてみてください。

散弾銃は射程距離によって飛び方が変わる?
よく距離によって弾の飛ぶ方向が異なると思っている方もいるようですが、関係ないです。
散弾銃というのは、なん個もの弾が仕込まれていて撃てば放射状に面積に広がって飛ぶものです。
射程距離によって放射状に飛ぶというのは変わりないのは確かで、イメージがつきにくいかもしれませんが、日常で例えるなら節分でおこなう豆まきと似ています。
豆を巻いた時に複数の豆が広がっていく様子が一番近いでしょう。
ちなみに弾の広がり方はターゲットより遠くに行けば行くほど威力が落ち、狙ったものに対して命中する弾の数は少なくなります。
狙ったものにより高い確率で命中させたければ、ターゲットとの距離を50m以内と近くする必要があります。
射程距離に関係するのは、命中する確率が変わってくるというだけのようですね。
散弾銃の玉の飛び方の仕組みを解説
長野県警、女性警官が
ちっちゃい盾もって向かってるが
散弾銃に大丈夫か?
これが現場か…
なんか怖いな、、、、、 pic.twitter.com/4qpKDGgpvi— ガッテム竹内(元ハガキ職人) (@GTT214) May 25, 2023
上記でも説明しましたが、散弾銃は放射状に弾が発射されます。
詳しく仕組みをお伝えしますと、撃てば銃の中に仕込んであった火薬が燃焼して高温高圧のガスが発生し、ワッズと呼ばれる方へと押し出します。
ワッズに押されて銃口から弾が出る仕組みとなっているのです。
発射された弾の重さや大きさによって飛ぶ距離は変わってきますが、広範囲に広がりながら飛んでいくので恐ろしいですよね。
ちなみに、散弾銃は、雷官(プライマー)、無煙火薬(ガンパウダー)、ワッズ、弾丸、薬莢(ケース)と5つの部位に分かれています。
聞きなれない言葉だと思いますが、散弾銃を扱う方にとっては常識的なことです。
簡単に説明すると、雷官(プライマー)というのは火薬に着火させる位置になっており、無煙火薬(ガンパウダー)は着火した火薬を打ち出すエネルギーにする位置。
ワッズとは小さい弾が収容している場所で撃ったら銃口から飛び出して散弾させる役目の場所です。
そして弾丸というのは鉛で出来た銃の弾で、薬莢(ケース)が発砲する火薬を詰めておく場所のことを指します。
まだ記憶に新しい2022年に安部元首相が亡くなってしまった事件の時は容疑者が手作りで散弾銃を作っていました。
かなりの知識をもっていなければ作れなさそうな難しい仕組みなので衝撃を受けました。
散弾銃を自作できる人が普通にいるって怖いんですが、長野の事件の犯人はどうなんでしょうか?
まとめ
おもちゃの銃と判断したのか?助手席の警察官は…何も出来なかったのか?散弾銃:銃口向けられるのも…初めてだろうし…撃たれて死んだ巡査二名:。時間は…あったはず。到着後すぐには撃たれて無い。判断が…出来ななっかたんだろう。 pic.twitter.com/ahak0VMDIV
— 2rjit♪︎🇯🇵🤝🇹🇼 (@2rjitQuit) May 27, 2023
今回散弾銃の射程距離はどのくらいなのかと、玉(弾)の飛び方の仕組みについてふれていきました。
散弾銃を使用した悲惨なニュースが相次いでおり、日本でこんな事が起きるなんて信じられないですよね。
SNSでも事件で使用された銃の事について疑問に抱いている方が多く見受けられます。
よく射程距離についてや玉(弾)の飛び方といった仕組みはどうなっているんだろうと思っている方の声を聞きます。
どのくらい飛ぶものなのか自分自身が銃を使いたいからという理由じゃなくても気になっているのでしょう。
改めて記事でまとめてみると凄く恐ろしいものだと実感しました。

怖すぎる!