PR

30歳まで童貞なら魔法使いはなぜ?元ネタや40歳なら何て言うのかも調査

30歳まで童貞なら魔法使いはなぜ?元ネタや40歳なら何て言うのかも調査 アニメ
記事内に広告が含まれています。

都市伝説にある「30歳まで童貞なら魔法使いになれる」、なぜか本当らしく聞こえますが、元ネタは何だったのでしょうか?

アニメや映画のテーマにもなるこの都市伝説は、いつからどのように広がったのか不思議です。

噂話なので本当に魔法使いになった人はいるのか確認は難しいですが、実在するなら会ってみたいですね。

そして30歳で魔法使いなりそのまま40歳になると、魔法使いではなく別の言い方に変化するようです。

「30歳まで童貞なら魔法使いになれる」の都市伝説がなぜ広がったのか、元ネタと40歳での呼ばれ方の変化を調べてみました。

身の周りで当てはまりそうな人がいる方、魔法使いに興味のある方、ぜひご覧ください!

 

30歳まで童貞なら魔法使いはなぜ?

「30歳まで童貞なら魔法使い」は誰が言い出したのかはっきりしませんが、2002年ごろからインターネット上の掲示板で話題になったことが、都市伝説となったきっかけです。

ネット上の掲示板の人気スレッドから、独身男性のうち女性とお付き合いした経験のない人、を指す言葉として広く知られるようになりました。

女性との恋愛経験がないことは、普段は周囲の人にはちょっと言いにくいことかもしれません。

隠しておきたいことでも、掲示板では匿名であることから意見を言いやすく、同じような状況のいる人が掲示板上の会話で盛り上がったことで急速な広がりを見せました。

女性経験のない独身男性をからかう場合や自虐ネタとして使われ、「30歳まで童貞なら魔法使い」は今では都市伝説の1つとして多くの人が知っています。

「30年間禁欲生活を続けることは修行と同じである」という考え方が、「魔法使いになるための苦行を乗り越えた」と解釈され、「30歳魔法使い」につながったようです。

[voice icon=”https://www.varietynews.info/wp-content/uploads/2019/10/なっし.png” name=”なっし” type=”l line”]他の都市伝説と同じく、本当らしく思えますね![/voice]

 

30歳まで童貞なら魔法使いは古いし今は言わない?

ネット上で有名になり始めたときから20年経った今も都市伝説として残っていて、「30歳まで童貞なら魔法使い」をテーマにした漫画がドラマ化、映画化、アニメ化されたこともあり、古くなってはいないです。

「魔法使い」という言い方は、「普通ではないこと」「珍しいこと」から魔法使いという表現になった、と考えられますが、魔法使いの条件にあてはまる人は昔より増えています。

国立社会保障・人口問題研究所によると、2000年時点で50歳男性での未婚率は12.57%でしたが、2020年では28.25%になりました。

結婚したいと思っていても、理想の結婚相手に出会えない、生き方が自由な独身の方が楽、収入が安定しない、など結婚しない理由はさまざまです。

結婚なんてまだ先でいいと思っていると、時間が経つのが予想したよりはやかった、ということもあるでしょう。

[voice icon=”https://www.varietynews.info/wp-content/uploads/2019/10/ももち.png” name=”ももち” type=”l line”]以前は結婚のきっかけとなっていた、親戚や周囲からの結婚への圧力は減ってきています。[/voice]

結婚しないという選択が珍しいことではなくなってきているので、あまり言われなくなったのかもしれません。

昔はあった結婚して一人前、という価値観が消えつつあり、生き方を自由に選べるようになってきた、ということなのでしょう。

 

30歳まで童貞なら魔法使いの元ネタは?

「30歳まで童貞なら魔法使い」の元ネタは18世紀フランスの思想家モンテスキューの「ペルシア人からの手紙」ではないかと言われています。

「ペルシア人からの手紙」はペルシア人の貴族がヨーロッパで見聞きしたことを手紙で友人知人に知らせるという体裁の小説で、異邦人の目から見たパリを風刺的に描いています。

手紙の内容は政治、宗教、文化、習慣、哲学、歴史と多岐に渡りますが、物語自体はフィクションで、手紙の差出人というさまざな立場の人からの意見が書かれていて面白いです。

この小説の中の「30年間女性の姿を見ずにいれば空気の精と寝させてやると約束するものもいる」というフレーズが小説で引用され、徐々に変化して「30歳まで童貞なら魔法使い」になった、という説があります。

都市伝説のもとになったのではないかと言われるフレーズの「30年間女性の姿を見ないこと」の条件は現実的にはほぼ不可能です。

また、後半の「空気の精と寝かせてやると約束するものもいる」が「魔法使い」に変化しています。

[voice icon=”https://www.varietynews.info/wp-content/uploads/2019/10/ぶる.png” name=”ぷる” type=”l fb”]伝言ゲームみたいに変わっていますね…[/voice]

噂は情報の出所がわかりにくいものですが、もっともらしさとネット上の匿名性、同じ状況にある人達の親密さから、広く知られて都市伝説になったものと考えられます。

 

30歳まで童貞なら魔法使いで40歳なら何て言う?

30歳で魔法使いになって、10年経ち40歳になるとと「神の領域」に近づき、人の姿をした「妖精」となるようです。

他の表現では、40歳は修行を積んだ魔法使いという意味から、魔法使いの上位である「賢者」「魔導士」とも言われます。

表現は違いますが、魔法使いからレベルアップしていく点は同じです。

また、人生のエネルギーを人間性を磨くことに集中させて優れた人になったことから、「天使」という表現もあります。

いろいろな表現があるものの、どの表現も人から離れていっていますね。

ここまできたらもう十分な気もしますが、魔法使いからの変化は40歳から先もまだまだ続くようです。

 

30歳まで童貞なら魔法使いで50歳まなら何て言う?

30歳の魔法使いからレベルアップが続き50歳になると、「大魔導士」や「大賢者」になるようです。

高度なわざを体現していることから「人間国宝」、浮世離れしていて神通力を持つことから「仙人」という表現があります。

女性とお付き合いをしたことがないことはマイナスの印象を与える場合もありますが、恋愛経験がなくても人生において大成する人もいます。

古代ローマ帝国時代のゲルマン人の価値観では、童貞を長く続けた人の方が体力に優れ筋力がつくと言われ、長く童貞を守ることが賞賛されたそうです。

現代でも女性経験が遅い人の方が、集中力があり、仲間からの信頼も厚いという例もあります。

若いときに恋愛に費やすエネルギーを勉強やビジネスなど、自分の夢のために費やしたからだと考えられています。

[voice icon=”https://www.varietynews.info/wp-content/uploads/2019/10/みーたん.png” name=”みーたん” type=”l line”]女性経験がないことは、考え方によってはいい面もあるのですね。[/voice]

 

まとめ

「30歳まで童貞なら魔法使いになれる」という都市伝説の元ネタは何なのか、なぜこんなに広く知られるようになったのか、疑問は解消されたでしょうか?

30歳で魔法使いから、年齢を重ねて40歳や50歳でレベルアップする呼ばれ方も、本当にありえそうな話ですね。

40歳以降の呼ばれ方は、どのように変わるかの考え方によりいろいろなものがあります。

元ネタを知ると、都市伝説としてなぜ、どのように人々に広がったのか、考え始めると面白いです。

本当に魔法使いになったとしても、魔法を使えることを他人に言うことは普通はしないので、確認することはちょっと難しいかもしれません。

もし噂通りなら、あなたの周りにも魔法使いが何人かいるかもしれませんよ。

何を人生で重視するかは人それぞれ異なり、幸せの形も人の数だけありそうですね!

タイトルとURLをコピーしました