YOASOBIハルジオンの原作小説とは?歌詞の意味を考察!

YOASOBI ハルジオンの 原作小説とは? 歌詞の意味を考察!
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音楽ユニットYOASOBIのデジタル配信限定シングル待望の3作目の楽曲『ハルジオン』が2020年5月11日にリリースし、人々の心を鷲掴みにしており、世間で早くも話題となっています。

『ハルジオン』は、超没入エナジードリンク「ZONe Ver.1.0.0」のコラボとなるイマーシブソングプロジェクトへの書き下ろし楽曲となっており、商品と同じコンセプトである「IMMERSIVE=没入」がテーマとなっています。

YOASOBIが世に送りだす楽曲は、原作小説を音楽に具現化して発信する今までにないスタイルなので、歌詞に出てくる人物の心理や情景がより心に伝わり、意味について考え深い楽曲だなと感じました。

オリコンランキングにも、グイグイと上位に食い込んでいき、勢いが止まらないYOASOBIの楽曲たち。

今回はYOASOBIの話題曲『ハルジオン』の、楽曲の元となった原作小説や歌詞の意味について考えていきたいと思います。

 

YOASOBI「ハルジオン」の原作小説とは?

YOASOBIの『ハルジオン』は、フジテレビのテレビプロデューサーでもある新人小説家の橋爪駿輝さんによる書き下ろし短編小説「それでも、ハッピーエンド」が原作となっており、初のプロの小説家とのコラボとなりました。

橋爪駿輝さんは、新人作家でありながらも非常に注目を集めています。

2017年デビュー作となった『スクロール』には、俳優の成田凌さんや飯豊まりえさんらも賛辞を寄せているそうで、映画化も決定しています。

そして2018年の『楽しかったよね』では、収録の1篇「ファン」が本田翼さん主演で映像化されています。

そんな大注目の小説家、橋爪駿輝さんの文学とYOASOBIによる音楽との融合『ハルジオン』の、気になる原作小説のあらすじをみていきましょう!

 

「それでも、ハッピーエンド」のあらすじ

「卒業しても、俺らはなんも変わんないよ。」と言いながらも、美大を卒業してから離ればなれになってしまった二人。

思い描いていた社会との理想と現実のギャップに打ちひしがれながら、連絡なしに行かなくなった会社からの電話も鳴らなくなった。

突然来たある連絡をきっかけに、再びカンバスの前に立つ…。

美しすぎた過去とも、ままならない現実とも向き合って、再び歩き出そうとする姿を繊細でありながらも、恋や夢に悩みながら一歩前へと踏み出す物語をエネルギッシュに描いている小説です。

 

歌詞の意味を考察!

心地よい曲調と歌声、そして文学的な歌詞との掛け合わせは、聴く人々の心に優しく寄り添ってくれているような気持ちにさせてくれます。

YOASOBIの『ハルジオン』と聞いて、まず最初に頭の中に思い浮かぶ花は、白い小さくて儚げそうな春の花。
そのハルジオンの花言葉は「追想の愛」だそうです。

「追想」とは「過去を想起する」という事なので、歌詞の意味を考えると、泣きそうなほどタイトルとマッチしていますよね。

それでは気になるAyaseさん作詞の『ハルジオン』の胸を打つ歌詞を、シーン別にみていきましょう!

 

過去の恋人との思い出に浸るシーン

過ぎてゆく時間の中
あなたを思い出す
物憂げに眺める画面に映った二人
笑っていた

≪ハルジオン 歌詞より引用≫

昔の恋人と一緒に撮ったスマホの写真を見ながら、共に過ごした楽しかった時間を懐かしんでいるのでしょう。

あの時の自分は恋人と笑っていた。

でも今は、笑う事を忘れてしまっていると感じる歌詞ですね。

もう、めちゃくちゃ元恋人の事が忘れられないんですね。

気持ち、わからないでもないです。

 

恋人との別れの原因となった事を後悔するシーン

知りたくないほど
知りすぎてくこと
ただ過ぎる日々に呑み込まれたの
それでもただもう一度だけ会いたくて

≪ハルジオン 歌詞より引用≫

二人が一緒に過ごす時間が増えるほどお互いにネガティブな部分が見え、二人の距離間が微妙になっている事を、自身の中ではどこかで気づいているのだと感じます。

そして微妙な距離感の苦しい関係から逃れるかのように、社会に出てお互いに忙しくなってきた時間の中で、自然に別れてしまったのではないでしょうか。

その事を今となっては間違いであったと気づき、「ただ一度だけでもいいから会いたい」という気持ちが高ぶっているのだと感じます。

めちゃくちゃ切ないですよね…。

私自身、実際にこのくだりは過去にあったのでわかります。

まぁ、ただ未練たらしいってだけでしたが…。

 

過去に没入しているシーン

あなたの言葉に頷き信じた私を
一人置き去りに時間は過ぎる
見えていたはずの
未来も指の隙間をすり抜けた
戻れない日々の欠片と
あなたの気配を
今でも探してしまうよ
まだあの日の二人に手を伸ばしてる

≪ハルジオン 歌詞より引用≫

「卒業しても、俺らはなんも変わんないよ。」といった言葉。

この言葉を信じてたけど、未来に進んでいるのは別れた元恋人だけで、自身はずっと元恋人の事を想っていますよね。

「未来に進まないと!」と心の中どこかでは理解しているのに、横にいないはずの元恋人の気配を今でも探してしまう。

戻れるなら戻りたいと願っているというくだり、私は泣けますね…。

っと、未練たらたらの私…。

 

「現実の私」のシーン

知らず知らずの内に
擦り減らした心の扉に鍵をかけたの
そこにはただ美しさの無い
私だけが残されていた

≪ハルジオン 歌詞より引用≫

過去の輝くような恋人との思い出に浸ってばかりの日々で、身も心も崩壊しそうな自身。

「このままじゃダメだ」ともう一人の自身がその思い出に鍵をかけ、気づいた時は何もない自身がいた。

過去の恋人との思い出にばかり浸っていた長いトンネルから、やっと抜け出せたように感じます。

「少しずつでいいんだよ。」と思わず言ってしまいました。

 

輝く未来へ進んで行こうと決めたシーン

あの日のあなたの言葉と
美しい時間と
二人で過ごしたあの景色が
忘れてた想いと
失くしたはずの未来を繋いでいく
戻れない日々の続きを歩いていくんだ
これからも、あなたがいなくても
あの日の二人に手を振れば
確かに動き出した
未来へ

≪ハルジオン 歌詞より引用≫

今までは過去の恋人との思い出に縛られてばかりで、何も無い自分に気づいた自身でした。

しかし過去の思い出を「未来へと進む為の活力」に変換しようという、気持ちを切り替える事ができたんですね。

そうです!気持ち一つで未来は確実に動き出すんです!

何はともあれ、未来に目を向ける事ができて、よかったです!

 

まとめ

YOASOBI『ハルジオン』の原作小説と歌詞の意味を考察してきましたが、いかがでしたか?

日本だけに留まらず、海外からも注目されているYOASOBIは、ポーカロイドプロデューサーのAyaseさんと、シンガーソングライターのikuraさんからなる音楽ユニット。

2019年にデビューし『夜に駆ける』では、デビュー半年にしてYoutubeで1000万回再生と脅威の記録を保持しています。

そして『ハルジオン』MVの、色彩がポップで且つ幻想的なアニメーション映像を手掛けたのは、クリエイター・ラビットマシーンがキャラクター・アニメーションを担当、そしてクリエイティブチームの「異次元TOKYO」篠田利隆さんが監督を務めました。

『ハルジオン』は原作小説やクリエイター達、そしてYOASOBIとクオリティーの高い楽曲となり、聴く人により歌詞の意味の解釈は多少違いはありますが、世の中の心に響いている事は確かなものだと確信しました。